「かにかまのおさかな」
早口ことばにしたら舌をかみそうな、それでいて妙に語呂がいいこのことば。
先日、長野に帰省していたときのこと。
朝から元気な春瑠は、弟宅の広い駐車場をどこからか拾ってきた棒を振り回して遊んでいました。そのうちに家の前にある用水路に棒の先端を垂らし、“おさかな釣り”を始めたので、「春瑠、何か釣れた?」と尋ねてみると「まだだよ。あっち(上流の方を指差し)から流れてくるんだよ」との返事。“泳いでくる”んじゃなくて“流れてくる”という表現に「ん?」と思ったのですが、構わず二人で“おさかな釣り”を続行していました。
そして今度は「この川では何が釣れるのかな?」と尋ねてみると、「う~んとね、かにかまのおさかなが釣れるんだよ」と答える春瑠。
“かにかまのおさかな”って何?
我が家の食卓に数えるほどしか乗ったことのない“かにかま”なのに、いったいいつのどの記憶が“かにかまのおさかな”につながるんだ???
保育園にめだかもいるし、大好きな熱帯魚屋さんで水槽にかじり付いて金魚を見ているくらいだから「魚=泳ぐ生き物」ということは理解しているハズなのに、なぜ敢えて“かにかま”なのか???
と不思議に思いながらも、“かにかま”が魚の体で泳いで(流れて)くる画を想像したら、なんだかとてもおかしくなっちゃいました☆
うぅぅん、やっぱり春瑠の考えることは実におもしろい・・・